実践

【AZ-900】当日の流れ|本人確認から試験内容まで

AZ900(Microsoft Azure Fundamentals)を受験する際の当日の本人確認方法や試験会場の様子を紹介します。

また、書籍やUdemyでの試験対策問題と本試験時の差異も併せて解説します。

本記事の執筆者
nob
nob
500万~30億円規模まで様々な案件のプロジェクトマネージャ/リーダを務めています。

AZ900は試験会場での受験とリモートでの受験のいずれかを選択できます。

当記事では試験会場での受験について記載しています。

また、私事ですがAZ900は1発合格できたので私が実施した勉強方法も紹介します。

試験当日の全体像

試験当日は下記流れで受験します。

  1. 受付
  2. 写真撮影
  3. 荷物を預ける
  4. 試験会場へ移動
  5. 受験
  6. 試験完了、帰宅

受付、写真撮影

試験会場に付いたら名前、受験時間、受験区分(AZ900)を受付の方に伝えましょう。

nob
nob
9:30からAZ900を受験予定のnobです。

受付の際に運転免許証などの本人確認書類の提示を求められます。

Microsoftの認定資格プロファイルを作成する際、「正式な名」として”試験を受けるには、この正式な名前が身分証明書と完全に一致する必要があります。”という注意事項が表示されます。しかし、「正式な名」はローマ字でしか登録できません。この時点で当日受験できるかどうか心配になるのですが、登録情報:ローマ字、当日の本人確認:日本語(漢字)で問題ありませんでした(もちろん読みは一致している必要あり)。

本人確認が完了したら、受付付近で写真を撮影されます(マスク、マフラー、リュックなどをおろして撮影、コートは着たままで可)。

 荷物を預ける

本人確認書類(免許証など)以外のすべての荷物をロッカーに預けます。

※私が受験した会場は「受付/ロッカー/控え用の椅子がある部屋」と「試験会場」の2つの部屋が用意されていました。

マスクの裏や手のひらも不正がないか確認されます。

試験会場へ移動

荷物を預けたらホワイトボードとペン2本が渡されます。

スタッフ側の準備が整ったら試験会場へ案内されます。

受付付近には控えの椅子があるだけ、かつ受付したらすぐに荷物を預けるので会場で勉強することはできません。

 受験

席に案内されたら早速受験です。

PCが横並びに配置されており、隣の受験者とは簡単な仕切りで区切られています。各席には耳栓用のヘッドホンが用意されているので、お好みで利用しましょう。

問題が発生した際にスタッフを呼び出すベルもありました。

スタッフによってログイン済なので、受験者は下記2ステップで受験を開始します。

  • Microsoftの規約に同意(5分)
  • 問題を解く(45分)

問題数は人によって異なるようで、30~40問程度です。

後から見直しができるように問題ごとにチェックをつけれるようになっています。全ての試験を解き終わったらチェックを付けた問題に戻ることが出来ます。

試験完了

全問題を解き終えて、「完了」ボタンを押下するとその場で点数と合否が表示されます。

合否を確認したらホワイトボードとペンを持って、受付に向かいましょう。

合格した場合、最初に撮影した写真付きの「合格証書」を渡されます。

ホワイトボードとペンを返却したことを示すための署名をした後、ロッカーから荷物を取り出して帰宅となります。

模擬試験と本試験の相違点

書籍やUdemyでの模擬試験と本試験では配点方法に差異があったので紹介します。

1問内で複数題回答する問題

例えば、3つの質問がありそれぞれ「はい」「いいえ」を答える問題について

  • 模擬試験:3題の組み合わせがすべて一致している場合に加点
  • 本試験:1題毎に正解していれば加点

1題毎に加点されるので、模擬試験で合格点に届かなかった人も本試験では合格の可能性が高まります。

おすすめの勉強方法

私はAZ900を一発合格(9割程度取得)できたので、実施した勉強方法を共有します。

対策は必須

ITパスポートなどの情報系試験は一定の割合が過去問から出題されるので、過去問をしっかりと解いておけば比較的合格しやすい試験です。

しかし、AZ900は過去問からの出題は無いに等しいのでカテゴリー毎にしっかりと内容を理解しないと合格するのは難しいと感じました。

勉強方法

私の場合は下記流れで勉強しました。

正確ではありませんが20時間程度かけました。

  1. 書籍で概要を学ぶ
  2. Udemyの模擬試験を解く
  3. Microsoftの模擬試験を解く

書籍でカテゴリ毎に概要を理解し、Udemyの模擬試験で理解度をチェック。

間違った問題は書籍などで知識を補間し、再度模擬試験でチェック。

最後はMicrosoftのサイト(試験申し込みページで「試験を予約する」と並んで「模擬試験」があります)で本試験に近い形式で総仕上げと言った流れで勉強しました。

書籍

初めは「合格対策AZ-900」で勉強したのですが、この後紹介するUdemyでの模擬試験を解いたところ、もう少し深い知識が必要だと感じました。

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そのため追加で徹底攻略シリーズを購入し、勉強しました。

こちらの方がカテゴリ毎により詳しく説明されており試験ポイントを記載されているため誇示的にはマッチしていました。

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Udemy

Udemyは「【2万人が受講】AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(7回分490問)」というコンテンツを購入して2周ほど解きました。

間違った問題があれば、「徹底攻略シリーズ」の本で知識を補間します。

※Udemyの模擬試験でも、ちゃんと解説はついています。

Microsoftの模擬試験

Microsoftのサイトでも本番に即して制限時間/問題数が予め設定された模擬試験を解くことが出来ます。

もう一つ自分で問題量や制限時間をカスタマイズする機能も用意されていました。

例えば、全10問題として10分で模擬試験を実施するように設定できます。

その他

私は受講していないのですが、Microsoftの「Microsoft Learn(テキストベースの知識説明サイト)」や「無料基礎講座(Microsoft Virtual Training Days)」があります。

「Microsoft Virtual Training Days」を受講すると受験料が1回無料になるようです。

Microsoftが開催している講座ですので、基礎を学ぶためには有用だと思われますが、2日も拘束されるので会社員にとっては受講が難しい場合もあります。

さいごに

基礎知識を問われるAZ900ですが、それなりの対策が必要です。

不安を抱えたまま当試験本番で力を発揮できないことが無いように、当記事では当日の流れと本試験ならではのポイントを紹介しました。

皆様の合格をお祈りしています。

では、今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。