プロジェクトを楽に成功させる方法って無いのかな?
はじめまして、nobです。
都内の某SIerにて500万円~30億円規模まで様々な案件のプロジェクトマネージャ(プロマネ)/リーダーを務めています。
このブログでは私がこれまでの社会人人生で得た知識や経験をもとに、少しでもプロマネやリーダー経験が浅い方の手助けができればと願い情報を発信しています。
情報発信する理由
下記のようにプロマネやリーダーに成りたての頃に得た気づきはたくさんあります。
今現在も気づきの連続です。
- プロマネの役割って管理だけじゃないんだ
- 管理する際の型(フレームワーク)があったんだ
- 能力が高い個人が集まっても生産性の高いチームにはなれないんだ
プロマネやリーダーは全体を俯瞰する能力が必要ですが、そのためには最低限の知識が必要です。
自身では丁寧にプロジェクトを進めているつもりでも、発注漏れやリスクの見落としなど気づいた時には手遅れになるような事象はたくさんあります。
その様なことも予め知識として知っておくだけで事前準備もできますし、気づいた際にもすぐに対処法を用意することが出来ます。
冒頭に記載している「プロジェクトを楽に成功させる方法」は残念ながらありません。
何をもって「楽」と捉えるかですが、少なくともプロジェクトの成功の型や知識、トラブル発生時の対象方法などを知っているだけでプロジェクトが大炎上して忙しくなるといった苦痛は避けることができるようになります。
つまり勉強こそが「プロジェクトを楽に成功させる」一番の近道だと考えています。
自身の経験や身近な先輩の話を聞く事でも成長できます。
そこにみなさんより少しだけプロマネ/リーダー経験が長い私の知識をプラスしてより「楽」にプロジェクトを成功させるお手伝いをさせてください。
nobの社会人人生
【新入社員時代】
テストメンバーとしてデータの管理やテスト仕様書に従ってケースの消化を行っていました。
しかし、3か月ほど経過した際に大きな失敗をしてしまいます。
複数のデータベースを管理していたのですが、誤ってテスト真っ最中のデータを全て消してしまいました。
バックアップデータが残っていたこと、普段から真面目に仕事に取組んでいたこともあって強めの注意で許してもらいましたが、初めての失敗で相当落ち込みました。
【入社2~3年目】
新規プロジェクトのサブリーダとして試行錯誤の上、無事にカットオーバーを迎え達成感に浸りました。
この時は1人で顧客と仕様を詰め合計100ページ超えの設計書を書き上げました。
総合試験においても支援として顧客オフィスに常駐し、不具合が発生した際の切り分けを担当しました。
【入社4~7年目】
2~3年目の頑張りが評価され、その時担当したプロジェクトの保守としてプロマネを初担当しました。
後半では同プロジェクト追加改修のプロマネとして抜擢され3,000~5,000万規模の開発責任者を経験しています。
優秀なプロジェクトメンバーに恵まれ無事に完遂。
この時にPMBOKの存在を知り、勉強するようになりました。
【入社7~9年目】
10億規模プロジェクト開発リーダとして奮闘し、深夜残業続きで苦労しながらもなんとか完遂。
ステークホルダーの期待度をコントロールすることの大切さを学びました。
その後、1億規模プロジェクトのプロマネを担当したのですが、プロジェクトが炎上し上司の協力のもと無事に完遂したものの挫折を経験しています。
この時にチームビルディングの難しさを痛感しています。
【入社10年目以降】
30億規模プロジェクトのTMリーダとして奮闘中。
会社の同僚や上司からの評価
評価してもらえる面もありますが、改善すべき点もまだまだあります(精進します)。
- 一緒にプロジェクトをやりたい
- 責任感を持って最後までやり遂げることが出来る
- 説明が上手
- 顧客との付き合い方が上手
- もっと内部組織に向かって情報発信してほしい
- 声のトーンが一定(抑揚が欲しい)
- 自分が出来ることについて若干マウントをとってしまう
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